FP1級の試験対策
FP1級に挑戦する人のために…。
このサイトは、FP3級ならびに2級に挑戦する受験生を対象に、級ごと・科目ごとの効果的な勉強法を紹介するサイトですが、「2級まで来たら1級も目指したい」という方もいるかと思いますので、ここではFP1級についても簡単に触れておきたいと思います。
FP試験は、3級から2級、2級から1級と、順番に受験していくのがセオリーです。
というのも、入門クラスとも言うべきFP3級は誰でも受験することができますが、FP2級と1級には受験資格があり、たとえばFP2級について言えば、基本的にはFP3級に合格していることが条件として求められるからです。
その上のFP1級の受験資格はどうなっているかと言うと、単にFP2級に合格しているだけではダメで、それに加えて1年以上(2級に合格していない場合は5年以上)の実務経験が必要になってきます。つまり、誰に対しても門戸が開かれた試験とは言えず、このサイトであえてFP1級を除外した理由も実はここにあります。
ただし、もしあなたが将来、独立FPとして活躍することを目指すのならば、FP2級ではやや不十分で、やはりFP1級の取得を目指したいものです。
まず、FP1級の学科試験ですが、出題分野は「A.ライフプランニングと資金計画」「B.リスク管理」「C.金融資産運用」「D.タックスプランニング」「E.不動産」「F.相続・事業承継」となっており、これはFP2級までと同じ。異なるのは問題のボリュームで、FP2級までは60点満点の試験でしたが、FP1級は200点満点の試験となっています。
FP1級にも当然、実技試験がありますが、こちらはFP2級までの実技試験とは根本的に異なっています。FP2級までの実技試験は記述形式でしたが、FP1級の実技試験は口頭試問形式。①関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング、②顧客のニーズおよび問題点の把握、③問題解決策の検討・分析、④顧客の立場に立った対応の計4項目について審査されることになります。
試験の形式が異なるということは、その対策(勉強法)もがらりと変えなくてはいけないことは言うまでもないでしょう。
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