FP3級の学科試験対策(ライフプランニングと資金計画)
FP試験の勉強法の基本的な考え方
最初のページでも確認したとおり、FP試験には3つの特徴があります。すなわち、①複数のカテゴリーがある、②学科試験と実技試験がある、③学科試験には6つの出題分野がある、の計3つです。そのため勉強法に関しても、「FP試験の勉強法」と一括りにするのではなく、それぞれに即した学習を行う必要があります。
FP試験の勉強法についてまとめたこのサイトも、基本的にはその考え方に則って、具体的な勉強法をご紹介しています。まずは「FP3級×学科試験×ライフプランニングと資金計画」の勉強法からスタートしたいと思います。
「FP3級×学科試験×ライフプランニングと資金計画」の勉強法
これは「ライフプラニングと資金計画」分野に限ったことではありませんが、FP学科試験の6つある出題分野はいずれも、さらに細かな出題項目によって構成されています。
たとえば「ライフプランニングと資金計画」で言えば、ファイナンシャル・プランニングと倫理、ファイナンシャル・プランニングと関連法規、ライフプランニングの考え方・手法、社会保険、公的年金、企業年金・個人年金等、年金と税金、ライフプラン策定上の資金計画、ローン及びカード、ライフプランニングと資金計画の最新の動向といった具合です。
これらのすべてを完璧にマスターしようと思ったら学習時間はいくらあっても足りませんし、それより何よりもFP試験に合格することだけを考えたら、その必要すらありません。つまり幅広い出題項目すべてではなく、頻出箇所に絞って必要な箇所だけを重点的に学習すれば良いのです。
具体的には、「ライフプランニングと資金計画」分野の勉強法としては、「関連法規」「ライフプランニングの考え方」「資金計画」「社会保険制度」「公的年金」「企業年金・個人年金」「年金と税金」の7つの項目を押さえるだけでOK。
それでも7つもあるのかと思われるかもしれませんが、「ライフプランニングと資金計画」分野というのは、他の出題分野にも通底する、言ってみればFP試験の土台となる分野ですので、ここは十分な時間を割いて、基礎的な知識を広くしっかりと学習する必要があります。
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